20代から資産形成は必要?初心者向けに詳しく解説
20代からの資産形成について考える。
20代は独り立ちをしたり、家族が増えたりして、人生を考え始める大切な時期ですよね。
まだまだ遊びたいという方もいれば、マイホームの購入や老後資金の準備など、お金に関する目標は人それぞれ。しかし、いざ「資産形成」と聞くとなんだか難しそう…と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事ではなぜ20代から資産形成をする必要があるのか、そしてその方法についてわかりやすく説明します。
なぜ、20代から資産形成を始めるべき?
先ほども述べましたが、20代は人生で一番お金を使いたい時期かもしれません。しかし、早いうちから資産形成を始めるもっとも大きなメリットはお金について考えることができるということです。あなたはお金について真面目に考えたことはあるでしょうか?友人と真面目にお金の話をしたことがあるでしょうか?
私は多くの時間をお金について考えていますし、友人と遊ぶ際にはどのように資産運用しているかを話しています。そうすることで、お金に関わるニュースのアンテナが高くなったり、本当にお得な情報を得ることでき、結果として資産形成ができます。
お金について真面目に考えることが資産形成の第一歩です!
次に大きなメリットは複利の効果を得ることができることです。
複利ってなに?なんだか難しそう。。。
いえいえ、全然難しく考えることはありません。お金を貸すときには金利が付くのが一般的ですよね。銀行に預けるときにも少しですが、金利が付きます。
もし、あなたが100万円持っていて、その100万円を1年間で5%利息としてもらえるという契約でお金を貸している場合。1年間で105万円になり、次の1年では105万円の5%で110万2500円。次の1年は115万7625円となっていきます。つまり、利息にも金利が付き雪だるま式にお金が増えていきます。
この逆がリボ払いだね。リボ払いは金利が10%以上あることが多いから雪だるま式に借金が増えていくよ。
特に早いうちから金利を得ることで複利の効果が大きく働きます。
20代におすすめの資産形成方法
- 収入の10%を貯金する。
- 余裕があればNISAで運用する
たったこれだけです。解説します。
まず、収入の10%を貯金するということですが、重要なのは、給与が支払われたらそれを使う前にまず貯金に回すことです。お金が余ったら貯金するのではありません。多くの人はすべて使い切り、そもそも余りません。だから貯金できないのです。
貯金の目安として10%が良いと思います。例えば月に20万円給与収入があるのであれば、2万円を貯蓄用の銀行口座へ入金し、18万円の給与しかなかったと思い込みます。18万円の中でやりくりするのです。そうすることで自然とお金がたまります。
お勤めの会社に財形貯蓄制度があれば給与から天引きして貯蓄してくれるので、これを活用してもよいと思います。
半年分の生活費をためることを目標にしましょう!
給与をもらったら、使う前にまず10%を貯金するべし
半年分の生活費がたまれば、けがや病気で働けなくなったときに対応できます。このことから生活防衛資金ともいわれます。
半年分の生活費がたまれば次のステップは資産運用です。銀行預金の金利は多くて0.1%程度とかなり低いです。そこで株式などのリスク資産に投資すれば利回り5%程度は目指すことができます。詳しくは次の記事で解説します。
まとめ
- お金について考えることが資産形成の第一歩
- 金利を味方につけて複利の効果を得る
- 使う前に収入の10%を貯金に回す
- 半年分の生活費をためる
- 余ったお金は運用する
この記事があなたの資産形成の第一歩になれば幸いです。
資産運用については以下の記事で紹介しています。